作家・檀一雄氏の1975年の小説「火宅の人」の主人公・恵子のモデルとされている、俳優の入江杏子氏が、4月24日、老衰のため東京都内で亡くなったと発表された。享年97歳。
檀一雄氏は1976年に63歳で亡くなっている。当時のことは知らないが、大スキャンダルだっただろう。ネットに所属の劇団から提供された写真が載せられていたが、笑顔の素敵な穏やかな印象の女性だった。2011年までは舞台の仕事をされていたようである。
作家自身が亡くなってしまって、残される形になってしまった彼女は大変だったろう。今だったら炎上して、自粛に追い込まれてしまったかもしれない。もっとも、「火宅の人」映画化で檀ふみ氏が自身の祖母役を演じたそうなので、作家や俳優といった人たちの感覚はちょっと違うのか?