5月15日から5月20日頃の七十二候が、竹笋生。日本で古来から生育する真竹や淡竹の筍が出てくる頃の意味。
孟宗竹の筍は3月から4月に出まわるので、少しずれている気もするが、孟宗竹は中国原産で、七十二候が定められた当時には、日本に入ってきていなかったらしい。
木更津で淡竹の仲間の黒竹の花が咲いた、という記事を見かけた。黒竹は園芸種として持ち込まれたもので、日本国内ではあまり見られないようだ。そして竹の仲間は120年に1度の周期で花が咲くとされている。
なかなか見ることができない珍しい花ということになるのだろう。