昨日のカムチャッカの地震に起因する津波は、今日になってもまだ観測されていたという。結局、日本国内のすべてのエリアで津波注意報が解除されたのは、午後4時半だった。
米・ハワイ州では最大1.7メートルの津波が観測され、さらにカリフォルニア州やカナダにも津波が到達したという。
かつては南米のチリで起きた大地震による津波がハワイや日本にまで到達したという歴史もあり、原因から遠く離れた場所に影響が及ぶことの代表例とも言える。
今回の地震では、震源地が他国であるロシアだということもあって、まだ詳細が分かっていないが、大地震の場合、震源地から遠く離れた位置に建っている高層ビルや橋が大きく揺れるという長周期振動という現象が起きることがある。
突然、大きく揺れ始めるビルの中にいる人たちには、一体どこで地震が起きているのか、瞬時には理解できないだろうし、後に報道などで震源地を知ったとしても、実感としてピンとこないかもしれない。
昨日も、朝から、津波注意報・津波警報が発表されたものの、どこで地震が起きたのか? が当初、明確には伝わってこず、その分、迫りくる危険がなかなか実感できない遠地津波は怖いのだろう。日本国内でもリアス式海岸の影響もあって1.6mの津波が観測された地点があったので、被害としては大きなものは無かったかもしれないが、やはり、警報の意味は大きかったと言えるだろう。
バタフライエフェクトなどという言葉もあるが、原因と結果の間に物理的にも、概念的にも距離がある場合、なかなか実感として受け取ることはできない気がする。
例えば、数日前に、地球の自転が速くなっているかもしれないという報道を見たが、これがどんな影響を及ぼすのかは、分からない。
一方で、昨今の温暖化に関して、「脱炭素」が、本当に効果を持っているのか、やっぱり分からなかったりする。対策はしているはずなのに、毎日毎日、暑い日々が続き、「10年に1度の暑さ」という言葉が繰り返されている。
距離が離れていても繋がっているのであれば、どこかの時点で、この暑さが解消されるのだろうか? 暑さのせいで、ちっとも生産的なことが考えられなくなっているようで、苦笑するしかない。