忘備録

忘備録

落書き

 春日大社の柱に落書きが見つかったという報道があった。書かれた内容から、中国人観光客によるものと推測されている。

 

 最近、独のケルン大聖堂に、神奈川大学からの寄付金で作られたガーゴイルが設置されたという。9年前に、課外活動の一環でドイツを訪れていた神奈川大学の学生がケルン大聖堂に落書きをして問題になったことがあり、同大学が謝罪し、寄付金を贈ることを決めたという経緯があったそうだ。

 

 ロンドンでは9月8日、王立裁判所の壁にバンクシーの新作と見られる「落書き」が見つかった。倒れたデモ参加者に小槌を振るう裁判官が描かれていたということで、政治的なメッセージとも取れる内容ではあったが、裁判所の運営機関の命令を受け、作業員が約2日かけてこすり落とした。

 

 安易に、歴史的建造物に落書きをしてしまう幼稚な観光客には呆れるしかないが、一方で、ケルン大聖堂などは、そもそも落書きだらけだという話も聞く。さっさと消した英国の対応はあっぱれとは思うが、保存すべきという意見もあったというのは、落書きに対する見方が日本人とは違うのかもしれない。