まだまだ暑い日が続いている。
暑すぎて、蚊も活動が低下しているらしく、逆に気温が下がってくるこれからの時期に蚊が増えるかもしれないという。なんとも厄介なことだ。
一方で、蚊を餌にしているトンボも減っているという報道があった。赤トンボの代表種「アキアカネ」。石川県立大の調査によると、1989年は同県内の水田全体の80%でアキアカネの羽化が確認できたが、2009年には19%にまで落ち込んだという。
開発などで天然湿地が大きく減り、水田も乾田化が進んでおり、さらにアキアカネに毒性が強く働くネオニコチノイド系農薬の使用が拡大したことも影響があると考えられているようだ。
増えている虫も存在する。中国原産の外来種「シナチクノメイガ」。竹類に寄生して幼虫が葉を食べ、とじ合わせた葉の中でサナギになる。青い葉は褐色に変色してしまうという。
国内で初めて個体が確認されたのは愛知県で、2020年。その後、東京や大阪など8都府県でも確認。2024年になって、京都のタケノコ産地で、食害が報告されたようだ。
虫は、気温の影響を受けやすい生物であるだろうし、その変化は、近年では、かなり急激に進んでいるようにも感じる。
食料に影響するような虫であると、困ったことになりそうだ。