廃止するとかしないとか、結局サマータイムは、いまだに実施されているようだ。
日本では実施されていないし、今後導入されることはまず無いと思うが、日中の暑さを考えると、早起きして、朝の涼しい時間に動いた方が楽な気もする。
実は、今月に入ってから通勤電車を1本早めに変えた。混雑具合を考えても、かなり良い感じである。
小学生の読解力の低下を危惧するという内容のネット記事。文春のネット版、というよりも文春文庫の宣伝記事らしい。
新見南吉の『ごんぎつね』の、ごんが兵十の母親の葬儀に出くわす場面。
どういうわけか、小学校で、教師が、生徒たちを班にわけて「鍋で何を煮ているのか」などを話し合わせたらしい。すると、生徒たちは「兵十の母の死体を消毒している」「死体を煮て溶かしている」と回答したという。
それで、小学生の読解力が低下していて問題だ、というのが記事の趣旨だった。
誰がこんな馬鹿げたことを書いているのかと思って調べたら、石井光太というノンフィクション作家だった。
読解力が低下したのではなく、小学生たちが【昔の田舎の葬式】を経験したことがないからだろう。村の住人が集まって、葬式に参加する参列者に料理を作るなんて、都会の子供は、それどころか親の世代だって知らないかもしれない。
そして、『ごんぎつね』を教材にして、「鍋で何を煮ているのか」を話し合わせる教師が変なのだ。国語の授業が、こんな馬鹿馬鹿しいことになっているのなら、その方が問題だと思う。