今年の七十二候は、12月26日から12月30日の期間が麋角解。麋(さわしか)の角が抜け落ちる頃という意味。しかし、麋は、日本には生息しておらず、それどころか、正確には種類が分かっていないため、ヘラジカであるとか、トナカイであるとか、諸説あるようだ。中国で一時絶滅してしまったシフゾウであるという説もある。
「一時」絶滅した、というのは、シフゾウが英国に渡っていたためである。第11代ベッドフォード公爵ハーブランド・ラッセルが、その領地でシフゾウを繁殖させることに成功し、その子孫が、後年、中国に里帰りしている。
どこか日本でやたらと増えたフンボルトペンギンと似た話である。フンボルトペンギンは絶滅危惧種でありながら、日本国内では「増え過ぎ」に近く、世界での全生息数の約1割が日本で飼育されているという。日本で育ったフンボルトペンギンが、南米の本来の生息地に放される日が来るかもしれない。
昨日報道されたカザフスタンのアゼルバイジャン航空の航空機墜落事故。本日の続報では生存者29名で11名が重傷、死者は38名だという。そして、墜落原因に関しては、バードストライクという報道もあったが、どうも、ロシアの対空兵器による被弾説も浮上しているらしい。
アゼルバイジャンは、どちらかというと親露国である。この事故が、両国の関係に、どのような影響を与えることになるのか? 不穏な感じである。